「PHPで経度緯度を DMM(NMEA)からDegreeに変換」を行いましたので今回はVB2008で同様の処理を行ってみます。

VBはシリアル経由でGT-730 F/Lの出力データを容易に受け取れますので、今回はNMEAデータごと処理する関数にしてみます。といっても、ラインごとですのでご注意を

Private Function DmmToDegree_NMEA(ByVal strReceivedData As String) As Double() Dim strData() As String = Split(strReceivedData, ",") Dim strlatlon(3) As String Dim dbllatlon(2) As Double If strData(0) = "$GPGGA" Then strlatlon = Split(strData(2), ".") dbllatlon(0) = CDec(strData(2).Substring(0, 2)) + (CDec(strData(2).Substring(2, 2)) + CDec("0." & strlatlon(1))) / 60 strlatlon = Split(strData(4), ".") If strlatlon(0).Length = 5 Then dbllatlon(1) = CDec(strData(4).Substring(0, 3)) + (CDec(strData(4).Substring(3, 2)) + CDec("0." & strlatlon(1))) / 60 Else dbllatlon(1) = CDec(strData(4).Substring(0, 2)) + (CDec(strData(4).Substring(2, 2)) + CDec("0." & strlatlon(1))) / 60 End If If strData(3) <> "N" Then dbllatlon(0) = -dbllatlon(0) End If If strData(5) <> "E" Then dbllatlon(1) = -dbllatlon(1) End If End If Return dbllatlon End Function '利用例 Dim dblLatLon(2) As Double dblLatLon = DmmToDegree_NMEA(strDataReceived) txtLat.Text = dblLatLon(0) txtLon.Text = dblLatLon(1)
利用例はソースの下に記載してますので、見てもらえばわかるとは思います。
尚、この関数はGPGGAラインしか処理しませんのでご注意ください。
また、文字チェックほとんど入れてないので、ちょっと怪しいです。
いずれにせよ、VBは便利です。

[0回]

「GT-730F/LとNMEAデータから得られる経度緯度」でNMEA形式の経度緯度はDMMであり、それをDegree形式(google mapで扱える)形式に変換する方法を掲載しました。今回はこれをPHPで行う関数を作ってみましたので以下に掲載します。

利用方法はPGを見ていただければ分かると思いますが、

DmmToDegree_NMEA("3540.8581","N","13945.9603","E");

のように緯度、経度および"N","E"のように東西南北を引数に渡せば、Degree形式で緯度、経度を配列で返します。

WEB言語ならではの、文字列と数字をmixするやり方で、簡単化してますが、PHPのバージョンとの互換を考えれば、型を厳密に見る形をとったほうがいいかもしれません。
<?php function DmmToDegree_NMEA($latitude1,$latitude2,$longitude1,$longitude2){ $d_lat = substr($latitude1,0,2); $m1_lat = substr($latitude1,2,2); $m2_lat = substr($latitude1,strpos($latitude1,".") + 1); if(strpos($longitude1, ".") == 5){ $start_pos = 3; }else{ $start_pos = 2; } $d_lon = substr($longitude1,0,$start_pos); $m1_lon = substr($longitude1,$start_pos,2); $m2_lon = substr($longitude1,strpos($longitude1, ".") + 1); $degree_lat = $d_lat + $m1_lat/60 + ("0." . $m2_lat)/60; $degree_lon = $d_lon + $m1_lon/60 + ("0." . $m2_lon)/60; if(trim($latitude2) != "N"){ $degree_lat = -$degree_lat; } if(trim($longitude2) != "E"){ $degree_lon = -$degree_lon; } return array($degree_lat,$degree_lon); } //利用方法 $disp = DmmToDegree_NMEA("3540.8581","N","13945.9603","E"); print "Lat:" . $disp[0] . " Lon:" . $disp[1];//Output : Lat:35.680968333333 Lon:139.766005 ?>

[0回]

※この内容はGT-730F/L付属のCD-ROMに収録されているデバイ スドライバ及びGPS Viewer(SkyTraq)をインストールしていることが前提です。

今回はGT-730F/Lで、AGPSを利用してみます。AGPSはアシストGPSのことで、GT-730F/Lの場合、エフェメリスデータをインターネットからダウンロードし、設定することで、迅速な測位を実現するものです。ただし、もともと、エフェメリスデータを短時間で受信できるパラレル処理ができますので、さほど必要性はないかもしれません。

まずは、「GT-730F/Lの使 い方其の1」で掲載した通り、GPS ViewerとGT-730F/Lを接続してください。


次に、以下の通り、GPS ViewerのメニューのAGPS > AGPS Downloadをクリックしてください。


すると、以下のような画面が表示されますので、そのまま右下の「Connect」ボタンをクリックしてください。


すると指定のホストからエフェメリスデータをダウンロードおよびGT-730F/Lに設定されます。


設定が完了すると、進捗バーの上に「Setting predicted ephemeris data is successful.」というメッセージがでますので、これで、完了です。後は、右下の「Close」ボタンを押して、画面を閉じてください。尚、外部とFTP接続ができる環境でなければダウンロードできませんのでご注意ください。

[0回]