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前回「GT-730F/Lのログデータで何かやってみる其の1」のつづきです。

さて、早速開発を始めるわけですが、まずは、VBからGoogle Mapを操作する為のHTMLファイルを作成します。

VBから動的にGoogle Mapを配置したHTMLソースを作れなくもないですが、敢て蛇の道を行くこともないでしょう。

作成するHTML自体はGoogle MapのAPIでも基本的なものだけで、Google Mapを呼び出すことと、指定した経度、緯度にマーカーを配置させるjavascriptファンクションを作成することだけです。

これ自体はたいした問題ではないのですが、問題はVBからjavascriptをアクセスするにはいろいろと細工がいります。この方法はいろいろとあるのですが、今回は以下のような形で進めようと思います。

以下にインプットタグを記載してますが、まず、経度、緯度の隠しボックスとマーカーを配置するための自作javascript関数を呼び出す隠しボタンをつくります。

<INPUT type="hidden" name="lng">
<INPUT type="hidden" name="lat">
<INPUT type="button" name="bt1" onClick="marker_plot()" style="display:none">


そして、VBからは一定のインターバルで、ログデータのレコードをよみとり、lngに経度、latに緯度をセットし、隠しボタンをクリックさせることで、Google Map上にマーカーを配置させるようにします。

次に、ここは人それぞれですが、

マップコントローラも配置させます。これにより、地図の種類を選んだり、拡大、縮小もできるからです。今回は以下のコントローラを配置します。

GLargeMapControl();
GMapTypeControl();
GScaleControl();


尚、今回作成するソフトでは、毎回、マーカーのプロット位置をセンターに持っていく操作をしており、その都度、拡大率や、地図の種類を選択せねばならず、固定にしておくと、途中で、拡大率を変えても、また元に戻ってしましますので、以下のような現在の拡大率や現在の地図の種類を取得する関数が用意されておりこれを利用すると便利です。

map.getZoom()
map.getCurrentMapType()

※mapの部分は配置する地図のid

これで、HTMLの部分はだいたいできたので、次回はVBの方を見てみましょう。

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