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前回、「アルマナックデータによるGPS衛星の位置計算其の3」で3次元空間上でのアルマナックによるGPS衛星の位置(X,Y,Z)の求め方を掲載しました。今回は公約通り、これを経度緯度で表現する方法を一緒にまなんでいきましょう。これがわかれば、地球上のどのあたりの上空にGPS衛星があるかわかります。

尚、すでに、測地系の雑学をお話しした通り、いろいろなやり方がありますが、ここでは、一般的なWGS84に則した方法をとりたいと思います。(単に、小職がこの方法しか知らないというのも理由の一つですが・・・)

とはいいながら、軌道計算もさることながら、経度、緯度に変換する方法はさらにその上をいって難しいです。よってこれもまともに解くとわけが分からなくなります。(少なくとも小職はそうです)

というわけで、ここでは、WGS84測地系の定義を以下のように簡素化します。

○座標系

   ECEF系(ここは特に変更なしです。)

○準拠楕円体

楕円でなく真円とする。

○ジオイド面

高さは今回は意識しません。経度と緯度が求まればいいとします。

こんな感じです。実質、経度緯度を求めるという意味では、今回は楕円を真円と見なしているだけですが、実際は大問題です。しかしながら、だいたいこのへんと見るという前提で許してください。また、次ステップへの橋渡しと考えてください。

では、次から本格的に説明していきたいと思います。

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